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耳より情報・金庫あれこれ

通帳の保管場所で大事なこと

通帳の保管場所、あるいは隠し場所についてよく考えてみたことがあるでしょうか。どこがベストなのかは、もしも泥棒が入ったらどこを探すのかを考えることがヒントとなります。今回は、通帳の保管場所について解説します。

みんなやってしまう……わかりやすい通帳の隠し場所って?


あなたは預金通帳をどこに隠しているでしょうか? 空き巣に入った泥棒が探すのは以下のような場所です。

●洋ダンス、和ダンスなどのタンス
●クローゼット
●机の引き出し
●本棚の本の間など
●仏壇の中、神棚の上
●鏡台、ドレッサー
●押入れ
●食器棚
●冷蔵庫の中
●ハンガーに掛かった上衣のポケット

例えば「まさか冷蔵庫に隠すとは思わないだろう」というのは、実は多くの人が思っていて、泥棒にもそれは知られています。ここに挙げられている場所に預金通帳を置いている人は、ほかの場所を考えておいた方がいいでしょう。

おすすめの通帳の保管方法は?


では通帳を保管するのに最も適しているのはどこかと言えば、当たり前の回答と思われるかもしれませんが、金庫の中です。銀行の貸し金庫も安全性が高いのですが、使用する機会の多い通帳であれば、手元に置ける金庫がいいでしょう。
ただし、同じ金庫でも、コンパクトな手提げ金庫は大事なものを入れて持ち運ぶためのものであり、盗まれたくないということで選ぶならば適当はありません。
小型でも50kg程度は重量があって、やすやすとは持ち去りができないものがよいでしょう。
最近はインテリアを損なわないおしゃれなデザインの金庫もあります。ロック方式も昔ながらのダイヤル式だけではなく、テンキー式や鍵を使うシリンダー式、ダイヤルとシリンダーを組み合わせたダブルロック式など使いやすく安全性の高い金庫を選ぶことができます。

金庫の設置場所にも配慮を


通帳やそのほかの貴重品をこうした金庫に保管しておけば、たとえ泥棒に金庫が見つかったとしても簡単には盗まれることは少ないでしょう。泥棒にとっては、金庫の不正な解錠に時間をかけることや、重い金庫を運び出すことなどは、捕まるリスクが高い行為だからです。
とは言え、金庫がある=金目の物があると思われてしまうのは避けたいので、
金庫を置く場所についても、外から見えるところを避けるなどの配慮を行わなければなりません。窓からはもちろん、玄関からも見えない場所を金庫の置き場として選びましょう。

それでももしも通帳が盗まれてしまったら?


もしも大事にしまっておいても、通帳が盗まれてしまったら…どうすればいいのでしょうか?
これはそれぞれの銀行に規約があるので読んでおいてください。
一般的には、①通帳の盗難に気づいたらすぐに銀行に連絡する、②銀行の調査に対して十分な説明を行う、③警察に被害届を提出する、などを前提として、盗難された日以降に払い出しされたお金に関しては被害補償が適用されるはずです。
本人に過失がなければ補償額は全額、本人に過失がある場合の補償額は4分の3になり、また本人の配偶者や親族、同居人などによって盗難が行われた場合には補償の対象とならないなどの項目も決められています。
銀行側でも、通帳を他人の目につきやすい場所に放置するなど第三者に容易に盗まれる状況を作ることは、それ自体が預金者の過失となり得るとしています。つまり、通帳はきちんと保管し、盗まれないようにする義務があるわけです。

土地の権利書などの大事なものは、通帳と一緒に金庫にしまっておいて構いません。大いに有効活用すべきです。しかしその前に、空き巣や泥棒に入られないよう防犯対策を行うことも忘れないようにしてください。

いずれにしろ、通帳は泥棒がまず気づかないような場所、もしくは金庫の中に保管しておくのが賢明です。